2013年11月29日金曜日

連載「不動産投資の歩き方」第18回 物件価格は加熱しているのか

 連載 

 「不動産投資の歩き方」 


第18回  物件価格は加熱しているのか


「最近は、物件価格上がっているから、買うのは止めた方がいいですか。」

このような質問を頂く事が増えました。

先日の26日に発表された、国土交通省・地価動向報告によると、東京圏(一都三県)の地価は、調査対象地の七割で上昇が見られるなどの報道が見られます。

また、ホームズ、健美家などの各ポータルサイトでの物件価格は目に見えて上がっている状況ではないでしょうか。

そういった情報を元に市況をみると、以前に比べ不動産価格の高騰が懸念されるのは致し方ありません。

実際に、売買の現場でも、物件価格が高くなっている事を感じております。


そして、それ以上に物件を高買いする人が市場に増えてきている状況がみられます。

そうなると、市場に出た段階で非常に短い期間にもかかわらず、買付が入りますから、仮に良い情報が耳に入ったとしても「検討している間」「現地を見る為に都合をつけている間」にその件は、買い逃すことになるケースも珍しくなっています。

このまま、行けば間違いなく市況も高騰してくる事は想像できますが、それでも、少ないながらですが、年初の利回りで、流通する物件や水面下での情報も入ってきています。

そういう情報は、我々業者を通じて懇意にしているクライアントに流れ、取引が成立する状況にありますから、やはり多くの人の目に触れる事もなく速やかに、密かに事は進んでいるのです。

また、我々、物件を仕入れる側としても、物件の買い逃しがないよう、弊社の会員の方向けに、割高であったり、物件、立地にリスクのある物をはぶき、フィルタリングの済んだ物件情報をメール配信やFacebookのグループにアップして、情報共有する仕組みを作っています。

投資する方としては、このような時期は、客観的に市況をみて判断するのではなく、現場で起こっているリアルタイムの情報を仕入れて頂き、投資判断として役立てて頂くことが良いと思います。

お気軽にご相談ください。

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●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好 

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