2015年4月13日月曜日

売買契約の際は、融資得約を忘れずに

ある日の業務中の会話です。

ゆうしとくやくって、いつだっけ?」
と、私はチームのU田君に問いかけました。

U田君は、不動産業界10年選手で大手の営業畑を渡り歩いた頼りがいのある経歴の持ち主ではありますが、私のチームに来てからは、日中、物件を見に行くよりも、クライアントの接客をするよりも、ひたすらに、朝から晩まで、銀行の渉外担当と折衝するという重要な役割をやってもらっています。


そのため、融資特約の期日の管理もしてくれています。

<写真のピントが合わないほど、細身です。>
ちなみに融資特約日とは、融資を利用して不動産を購入する際に、売買契約締結後、銀行に本審査を申込み、その結果が、融資否認であったり、承認条件が事前に契約書に申し出ていた条件と異なったり、その受け入れが困難であった場合に、設定期日までであれば、白紙解約できるという買主の為の特約になります。他に、融資条件は通ったけども、団体信用生命保険の審査に落ちるというケースもあります。

この際の解約の場合は、手付金や、仲介手数料などの金員も買主に返還されます。
万が一の時には、 助かりますね。

実は、わりと収益物件、一棟物などの高額な融資になると、融資特約による解除、いわゆるローン解約になることが、業界内では多いと聞きます。
業者さんでも経験の浅い人や、スキルの低い人は、実際に解約が多いですね。

私自身は、自分の案件での融資特約による解約は、これまで一度もありません。
もちろん、 通常は白紙解約など、余裕をもって取り組みたいところですが、取引数が多くなると危ない橋も少なからず出て参ります。


そこをどう乗り越えるかも腕の見せ所です。
先の、団信保険の否認の予防のために、事前の健康状態や検査、入院、通院などの情報を事前に伺うようにしておくと、解約は少ないです。

反対に、期日前に承認が降り、猶予があるのであれば、より良い融資条件を求めて複数の金融機関に当たることもできます。

それが、我がコンサルチームの融資約サービス!なんつって。

と、いうわけで、

「融資特約は、4月30日です。」
と返事が返ってきたので、

「そうか、じゃあ、まつか、、、。」

と私が、呟いたところに、彼はすかさずこう言いました。

さぶっ。あ〜鳥肌立つわ〜 。」

私はムッとしましたが、しかし、その意味がふと浮かんできました。

末まで待つか!ってなこと言うてへんわ〜!」

というわけで、今週の金曜日、4月17日に融資にフォーカスした内容のセミナーを行います!!

『今年の不動産投資は、好条件融資で勝ち進め! 』
19時半スタートの2時間セミナーです。場所は、八重洲方面です。
最新のアパート、マンションの融資事情をお伝え致します。

詳細は、こちらです!

只今、予定人数をオーバーした為、会場も広いところに借り替えております!
奮ってご参加ください!


●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好 
※本ブログは、私の体験を元にしたフィクションです。
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