昨日は、定休でした。
夜から、飲み会にお呼ばれしまして、そんなに飲んだつもりもないのですが、本日は、二日酔いであります。普段全く飲みませんので酒には弱いですね。トホホ。
■前回のあらすじ■
わたなべは、勤務時間外でクライアントのマンションを売却することになる。
しかし、売却できてもクライアントの損失は、1,500万円とわかり愕然とする。。。
どうなる!?わたなべ!?
春ですね! |
●最終話●
とにかく、多大な売却損が出ることが分かり、クライアントに連絡する。
なべ「洋子さん、1500万の持ち出しになります。やめといた方がいいですよ。」
洋子さん「・・・・。金額はわかりました。自宅も売却すればなんとかお金は工面できると思うので、よろしくお願いします。」
愛の力なのか、恋は盲目か、クライアントの揺るぎない決意に、感動です。
ここで、断れば男が廃る!私も腹をくくりました!
なべ「わかりました。少しでも高く売れるように、私が、業者を当たりますのでお任せください!」
そんな事で、大手の業者がいいだろうと、委任状と印鑑証明書をもって、御茶ノ水に出向いたわけです。
仲介「渡辺さん、ご用件はわかりましたが、所有者様とはどういった関係で?」
のっけから、業者の疑いの目が刺さります。世間は厳しい~。
それもそのはず、20代半ばのお兄ちゃんが、マンション6戸の売却依頼を代理人を名乗って持ち込んできたのですから。当然です!!
なべ「ですから、友人なんです。本人さんは、全くの素人で、私の方が割と詳しいものですから、任せてもらってるんです。」
苦しい理由に怪しさがにじみ出ています。。。
仲介「そうですか~。わかりました。お預かり致します。」
やった~。なんとか受けてもらえました。
そこから、あれやこれやと反響の報告を受けながら、二ヶ月ほどで、自宅を含め4戸が売れました。
途中のやりとりでも、私疑われまくりました。
仲介「それでは、必要書類として賃貸契約書をご提出下さいませ。」
なべ「わかりました。賃契ですね!用意します。」
仲介「賃契って、渡辺さん。それ不動産業者が使う言葉ですよ。やっぱり、、、。」
なべ「あ、いや、、、。僕、賃貸住まいが長いので、、、。」
仲介「どういう意味です?」
もう、いいわけにもなりません。
そんなこんなで、残りの2戸を残して、鬼気迫るクライアントの財産処分に、婚約者の彼も折れたようです。
そうして二人は、めでたく結婚しましたとさ。おめでとうございました。
結局、自宅マンションが3,300万円で売れ、投資マンション3戸の売却に、1200万の売却損。
早くから、自宅を購入していたクライアントの資産形成の賜です。
そう考えると、早くから、住宅ローンを組んで自宅をもって置くことは、先の貯蓄につながるわけですね。
めでたし、めでたし。
それでは、行ってきます!!
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●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好
※このブログ内は、私の体験を元にしたフィクションです。
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