2014年11月6日木曜日

NOという客にYESと言って貰う

「YESという客に買ってもらうんじゃない!NOという客にYESと言って貰うのが真の営業だ!」

「営業という職業を選ぶんじゃない!営業という生き方を選ぶんだ!」

先日、以前から購読しているメールマガジンに、こんな言葉が載っていました。
前職のマンション営業時代に申し込んだメルマガです。

いや~!燃えてきますねっ!!闘志が沸いてきます!

そんなわけで、昔はこんな一文をみつけては、挫けそうな自分を奮い立たせて仕事に当たっていました。
自己啓発、営業ノウハウに関するもの、書籍に始まり、セミナー、果ては高額教材まで手をだしていた頃が懐かしいです。
それだけで、年間30万以上は使っていました。
自分で選択した人生に無駄はないのですが、今考えれば、もうちょっと営業ではなく不動産の勉強をしていれば、今の業務が楽だったと思います。

それくらい、新規開拓営業はツライものです。
自社の商品を断られただけでも、自分が否定されたような気持ちになるのです。

前職は、タウンページや名簿を片手に電話営業から始まり、名刺交換やビラ配りで、不特定多数の善良な市民であろう方々に営業していました。
もちろん、百発百中なんて事はありませんから、断られても気にしなければいいのですが、人間というのは元々、良いも悪いも「素直」に出来ていますので、「数打ちゃ当たる」くらいの気持ちは態度に出てしまい、誰も振り向いてはくれません。

「一件入魂」で当たらなければいけない、捨て身の世界です。
「思いが通じない事に傷つく事で、自分を知り、相手を知る事で、思い通じるように成る。」
そういう奥深さがあります。

そういう日常があるから、冒頭の言葉が生まれてくるのですね。
お陰様で、何とか私も頑張ってこれたのであります。

そんな、私ですが現職では、その時に身につけたノウハウ、スキルを使う事もなく、日々を過ごしております。。。営業職が好きな人には、逆にツラい現場かもしれません。。。

転職してから、その理由を色々考えてみると、結局行き着くのは、不動産投資マーケットの加熱でしょうか。

市場のニーズに応えるだけで、集客、成約に結びつくような状況です。

自社の集客システムも、ほぼインターネットではないでしょか。
ちなみに、このブログは、なぜだか集客としては機能していませんが、、、愛読者様は増えていますので、やめるにやめられません。
更新が滞ると社内やお取引先、クライアント様から、励ましのご連絡を頂きます。
いつもありがとうございます。



さて、話を戻しますと、マーケットのニーズに応える事は、当然、簡単ではないので現職のシーエフネッツも、自分で言うのもなんですが、同業社の中でも上手く行っている方だと思います。

そして、私が今年、全米不動産協会(NAR)の認定資格CPM®を名乗るようになってから仕事の依頼も増えました。それだけマーケットから不動産投資の専門家が求められているのだと思います。

私の理想としては、専門家という堅い看板よりも、ベタベタ営業の人情と専門家としてのスキルが合わさった、ハイブリッドでエコな感じでやっていきたいと思います!

経験豊富そうなおっちゃんだったから、人の良さそうな兄ちゃんだったからとか、若いお姉ちゃんが一生懸命だったからとかで、億単位、千万単位の賃貸用不動産を買ってはいけないのであります!

本日のアパート投資成功の秘訣

「良い営業=良い影響ではない」
「人情よりも勘定で考える」

そういえば、先日フラリと立ち寄った駅中のアトレのセレクトショップで、つい手に取ったネクタイを、店員のお姉さんに「すっごく!似合ってますね!」と言われそのまま値段も見ず、レジにて、1万円也。

うん!それくらいなら満足料ですね!

私は、実は営業に弱いのであります。

なんつって!


●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好 
※本ブログは、私の体験を元にしたフィクションです。
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