2015年4月7日火曜日

良い融資銀行は郊外にあるらしい

さて、先日はアパートの決済のために、いざ融資銀行を目指して銀座の事務所を出発致しました。


電車を乗り継ぎ、北上すること1時間20分、埼玉県は熊谷駅にて私鉄に乗り換えます。
ずいぶんとのどかな雰囲気になってきました。

乗り換えは秩父鉄道といって、未だにスイカなどのIC決済には対応していません。
久しぶりに切手を買いました。


風景は、住宅街から田畑に変わっていきます。最寄りの駅につくまでの15分ほどの乗車間で、なんと牛舎までみつけました。(写真は間に合いませんでした、、、。)


東京といっても、都心部から1時間も電車や車で移動すれば、このような感じになります。
都心部がそれだけ密集して形成されていることがわかりますね。

しかし、なぜ今回このような郊外の銀行と縁ができたかと言いますと、クライアントの事情が大きく関わっているのであります。

元々、ご地元でいくつか土地をお持ちだったところに、土地活用の相談を地元の業者にしたところ、行政で賃貸住宅の建築規制が厳しいとのことで、断念されました。

都心に、通勤できるくらいの距離では有りますが、賃貸需要も年々減っているそうです。

大手を含む土地活用の建築会社の供給過多が原因です。
ご自宅の裏にある土地には、大●建託のアパートが2棟ほど建っていました。
他にできることといえば、老人福祉施設ですが、これもオペレータの方が儲かります。

結局、地元での土地活用を諦められ、都心部のアパートの取得を検討されることになったタイミングでシーエフネッツの私のセミナーにご来場されました。

ご年齢も50代後半を迎えておられましたので、いわゆる投資向けローンでは、80歳完済制限があり、20年ほどしか融資期間がとれる見込みはありませんでした。それでは、なかなかうまい投資になりません。

それを解決する為の策として、地元銀行への事前打診を行って頂きました。

結果は、期待以上となり、都内のアパートに1%を切る金利で30年の融資年数を頂きました。融資の担当の方に話を伺うには、都内の物件取得は初めてとのことで、支店単位にはなりますが、かなり大掛かりなプロジェクトになったようです。

地の利を活かすだけではこうはいきません。
そんな、好条件で貸して頂けるのであれば私、電車を乗り継いででも喜んで参上させて頂きます!!

まさに、田園の中にある銀行だけに、良稲、刈ります。(良い値、借ります。)

郊外の銀行ですから、ことのことは口外禁止でお願いします!

なんつって!

●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好 
※本ブログは、私の体験を元にしたフィクションです。
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