都内を襲った2度の大雪の影響で建築工事に大幅な遅れが生じているからだ。
ゆきの影響だけに、先ゆきが不安な状況である。
不動産の決済というのは、買主側の資金の準備と、売主側の土地建物の引き渡しの準備が双方で整った段階で執り行われるのが通例である。
つい先日も、建物の工事だけ、ギリギリで終わり建物の外回りである外構工事を残す状態での決済となった。
銀行で、ウン千万の支払いを終えて、物件現地に出向いてみれば、土壌がむき出し上にシートが敷かれている状態。散々である。
しかし、事前に行っていた賃貸募集も一室を除いて全て埋まっており翌月からの賃料も当てにできることもあって、オーナーご夫妻は、快くご承諾頂けた。
ありがたいことである。
それでも、仮に、人が違えばクレームになってもおかしくない出来事である。
ましてや、不動産投資ということもあって、金銭事になると人の心というのは、敏感に反応しがちである。
たとえ私のフォローでも、お許し頂けない事もあるかもしれないが、何とか双方にて円満に解決する道を探るのも、我々不動産屋の仕事であると思う。
もちろん、決済を優先すべきか、竣工を待つべきかも選択する必要がある。
今回のようなケースでも、「外構が済んでいないのなら、いっそのことその土壌を活かして貸畑付のアパート運営にしてみたら」喉のところまで出掛かったが、さすがにそれは止めた。
なぜなら、私は不動産コンサルタントである。それをお勧めする事は、
「畑違い」なのである。
不動産業と農業だけに。
なんつって。
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●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好
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