進路を迷ったとき。大きな失敗をした時。大切な人と別れた時。仕事につまづいた時。大きな病になった時。いずれも日常生活の中で、不意に後悔に苛まれたタイミングで訪れるのではないだろうか。
誰にでも、そういう時はあると思う。
誰にでも。
先日そういう境遇に陥った知り合いを連れ、メトロ銀座線に乗り神田駅前のとあるビルを訪問した。
過去を振り返れる場所があるのである。
それは、こちらである。
JICC ・全日本信用情報機構とある。
どんな組織か、わからない方も多いと思うが、簡単に言えば、個人の信用情報が管理されている。
こちらで、氏名、生年月日、住所、前住所、前々住所、連絡先を指定用紙に記入し、身分証と500円を添えて提出する。
20分もかからないうちに、A4の用紙に記載された、過去のクレジット利用履歴が記載されている。
もちろん、滞納の情報もある。
信用取引は、蓄積されて管理されているのである。
老若男女。私も、あなたも。
にゃんこもわんこも、、とまではいかない。
つけ加えると、西新宿には、CIC。他に全国銀行協会があり、窓口や郵送などで自分の信用情報が照会できる。
金融機関で融資の審査を受ける際は、上記の機関に照会がかけられ、過去の滞納や借り入れ状況などすべて手に取るようにわかってしまうのである。
不動産屋の売買も突き詰めると、融資付けの道に入ることになり、懸念事項も先に上げて確認しておくことがある。
この知り合いの場合は、セーフであった。ひと安心である。これまで歩んだ道を誇ってほしいと思う。
しかし、彼は運転免許証の裏に手書きで住所変更をしている事がわかった。住民票も移していないし、そもそも、それは警察署で正式な手続きを踏むべきである。
皆さんも、身近な若者に興味をもって接して欲しい。
社会の常識の有無も、親の次は、周囲の大人の責任である。
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●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好
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