2015年2月25日水曜日

雨の日に不動産投資を料理する

君に会う日は 不思議なくらい 雨が多くて♪

と、気持ちよく口ずさんでしまいそうな、雨天候の中、アパートの案内に行って参りました。

ご機嫌いかがでしょうか?

改めまして、私、雨男です。

この季節、タイミングが合えば、雪に変わります。

一昨年、ご案内の途中でクライアント様に途中下車頂き、自分も最寄り駅で車を乗り捨てる程の大雪に見舞われたこともございます。銀座を出るときは晴れていたにも関わらずです。

その年は、名誉ある雪男の称号を頂きました。

しかし、この日は雪の予報にも関わらず雨で済みましたので、乗り合わせて頂いたお客様が晴男だったのかもしれません。

あっ、そういえば、私のコンサルチームのU田君も一緒でした!!

彼も私も、不動産業界のスタートラインが非常に似ていますので、仕事の話が良く合う仲なのであります。

不動産業者も、興味を持って観察して頂くと、同じ営業職でも、全く文化が違うことがわかります。
根本的に違うのは、マンションの自社販売営業と、仲介営業という立場の違いでしょうか。
ある一定のラインから価値観がまったく食い違うほど、文化的に違います。
私は組織的に仕事をしたい方ですが、個人主体で仕事をするのが、仲介営業的というのでしょうか。

どっちがいいか悪いかは明確にはできませんが、そういう意味でも不動産業界の七不思議としております。

投資家の方にとって、その違いがどう影響するかといえば、大差はないかもしれませんし、業者の特徴を捉えて、話を進めると事が運びやすくなるポイントがあったりするかもしれません。

また、実は、彼の方が少しばかり、業界歴が長いのであります。私が不動産業界に飛び込んだ時に、面接を受けたデベロッパーに彼が在籍していたのであります。思い出してみると懐かしいですね。

そんな、コンビでクライアント様、一見様含めて、不動産の投資企画のご対応をさせて頂いております。

ちなみに、お互いの役割が決まっていて、彼が提案、説明する役で、私はそんな彼を励ます役。

さらに、お互い関西に縁がありますので、私が不覚にもスベった時は、彼がツッコミで救ってくれます。

関西が、面白い人が多いように感じるのは、ツッコミ文化があるからなのであります。

というけで、この日案内したのは、足立区のアパート用地でした。




私は、お客様に説明します。

「ここはまだ、更地なんです。」

すると、U田君がすかさずツッコミを入れてきました。

「渡辺さん、土地にさらも茶碗もありまへんで。」

むむ!どちらかというと、ボケてるんちゃうか!?私もすかさず返します。

「U田くん、よく聞きや。不動産の話とかけて、皿と解くんや。」

「と、いいますと!?」

彼も真剣です。

「どちらも、盛るもんやー!」

「う、うまい!」

「じゃあ、私は、この辺でおサラばします。」

と、お客様もノッてこられました。我々も笑顔でお見送り致しました!


・・・・。

・・・・?

「U田くん、お客さん、うまいことノッて、帰って行かれたけど、もしかして僕らの話に退いてしもうたんかな?。」

「渡辺さん、土地の話して、とちってますやん。」

「う、うまいやん。ってひと言よけいや!ええ加減にしなさい!」

と、そんな漫才を頭の片隅でイメージしながら、「真面目」にご提案をしておりますので、お気軽にお声がけください!

サラバ!


●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好 
※本ブログは、私の体験を元にしたフィクションです。
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