2015年3月10日火曜日

月末の決済と大家の記帳

先日、東京都は北区の某ターミナル駅前のアパートの決済にて、某メガバンクの支店に買主様から売主様への残金+固定資産税の清算金の送金手続きに立ち会いました。

一般の方が、メガバンクからアパートローンの融資を受けることは、大変稀な事ですので、某信託系銀行にて融資をして頂きました。

当日、司法書士の書類確認が終わると、銀行のローン担当の方が、融資を実効され、買主様名義の指定したメガバンク口座に振り込まれます。そこから、不足分をあわせて、売主に送金するという、何ともまどろっこしい手続きなのです。

一般的には、一千万円を超える資金の送金は、窓口での手続きしか受け付けられませんので、適当な支店に皆集まって、その行く末を見守るという、これまた異様な光景になります。

とはいっても、私自身は慣れっこですから、買主のクライアントのフォローをすれば、問題ないはずだったのでありますが、、、。

その日に限って、融資銀行の担当者がトラブルにあったとかの理由で一時間遅刻

到着して、もう一悶着。

銀行と提携しているはずの司法書士が必要書類がないとかで、頭を抱えています、、、。

なんということでしょう、、、。頭を抱えたいのは、私の方です。とんでもない一日です。
しかし、クライアントの手前、焦ってどうにかできる問題でもありませんので、先方が解決してくれるのを冷静に、待つしかありません。

当日は、月末でしたので、銀行のATMは、随分と混んでいました。
行内には、通帳記帳する為の記帳専用機があります。


何気無く観察しておりましたら、おじいさんが、通帳を何冊も携えて並んでいる姿が目に止りました!!
おじいさん
 × 
 複数の通帳
 × 
 月末の記帳
 大家さん!!

きっと家賃の入金確認ではないでしょうか。

まったく勝手な不動産コンサル的経験則でございます。

と、そんな事を考えているうちに、が済んだようで、こちらの決済の振込が終わったようです。

ほっとした瞬間に、店内からこんな、会話が聞こえて来ました。



「月末の振込は、上手くいかないことが多いらしいよ。」

「え!?なんで!?」

不利、混み合っててねっ!」

「上手い!!」

なんつって!
●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好 
※本ブログは、私の体験を元にしたフィクションです。
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