最近、クライアントからこのような話を伺う機会が増えた。
理由を聞いてみると、実に様々で、
・所得を上げるため
・勤め先に対する不満や不安
・人生の見直し
・実家の家業の都合
・セミリタイヤ
主に上記のような内容である。
そして、割と大半の方から、
「どういうところに転職すればよいでしょうか。」
と、私に質問を投げかけられる。
「それは、もちろん日本一の不動産コンサルタント会社シーエフネッツです!」
と、勧めたいところだが、この質問を転職コンサルでない私にしてこられるクライアントの興味は、資産形成、不動産投資継続に対する影響にある。
それは、非常に重要な問題である。
多くの金融機関では、学歴や経歴も融資の際の属性評価に強く影響する。
中でもじつは、金融系や不動産系の企業、営業系の業務についている方への評価は低い。
私は、業務上、銀行の担当者と業者として話をする為、否認理由も直接耳にする。
これは、融資申込者の立場だと、耳にする事の無い部分である。
「何でローンが否認なんですか。」
「理由はお応えできかねます。」
とか
「総合的に判断させて頂いた結果です。」
と、上記の様な当たり障りのない回答をされた経験がある方もいるのでは、ないだろうか。
同じ案件でも、我々業者に対しては、
「経歴、転職歴でちょっと~。」
「定年と退職金の見立てがちょっと~。」
など、それはそれで、勉強になるのであるが、自分の事のように聞こえて耳が痛くなるような回答を聞くこともある。
上記の経験から、現状から転職するにも、同業界や同業種で、会社の規模や内容、年収アップ等のキャリアアップにつなげられるかどうかが肝心になる。
「業界や業種が変わることは、非常に印象が悪い。」
仮に勤続年数が3年以上あるといっても、通じないこともある。
あくまで、過去の経歴から年収等の将来性をみるしかないのである。
それを踏まえると「現状維持」を勧めることもあるし、思い切って所得をあげ、投資のスタンスを変える事が良い場合もあるだろう。または、ある程度資産のある方や経営の経験がある方は「不動産業者」として事業をする選択肢もあると思う。
余談だが、シーエフネッツに入社頂いたとしても、良い物件はまず
「会員様>非会員様>自社運用会社保有>自分」
と、購入順序が厳しく決められているため、結果としてひとクセもふたクセもある物件しか購入出来ない仕組みになっている。なので、不動産投資をするにも一般の投資家の方よりも高リスクになる。
目の前を良い不動産が、ひたすらに通りすぎていく毎日である。
しかし、一番大事な事は、ワークライフバランスである。
所得を追い求め、健康や家族関係を壊してまで、仕事や不動産投資をするのも本末転倒である。
人生のバランス感覚が、幸福につながると思っている。
私自身も、所得を追い求めて、自分を追い込んだ仕事をしてみたり、それがうまくいけば、仕事の深掘りを求めて所得を下げても転職してみたり、端からみれば安定はしていない。
その結果は、不動産事業者としての自信が確信に変わりつつあるところである。
結果として、行き着く場所を決めていれば良いのではないだろうか。
「人生、遭難してはいけません。」
「そうなんですか?」
なんつって。
ギャクは、迷走中である。
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●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好
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