そういって、とある銀行の融資担当の申し訳なさそうな声が電話口から聞こえる。
私「ありがとうございます。しかし、やっとですか!?相談してから書類に不備だなんだと1ヶ月、審査に入って1ヶ月、かれこれ2ヶ月ですよ。」
私も、待ちぼうけを通り越して、あきれたため息を漏らしてしまう。
「本当にすみません。何分、審査が混んでいたもので、時間がかかってしまいまして申し訳ございません。」
融資担当も、重ねて謝罪してくる。謝れば済むというものでもない。
しかも、審査結果は事前に聞いていた条件と違っていた。
実は、この一週間前、定食屋でオーダーした、あおさ汁があら汁になって出された事があった。
私は、その従業員の間違いを受け入れた。仕事合間のランチタイムでは、文句をいう暇も惜しい。
しかし、それとこれとは、話は別だ。
融資基準もまばたきしてる間に、かわることがある。
それでも、これだけ待たされるのは融資担当に落ち度があると疑ってしまう。
金融機関の新規開拓には、こういったリスクがつきものである。
今回の様なやり取りで、不動産の融資には融資担当者といえども、実績の有無、取扱件数によって結果が、大きく左右される事がわかる。
融資担当は、私に、許しを乞う。
私は、融資担当に、融資を乞う。
ゆるしとゆうし。
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●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好
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