2014年1月8日水曜日

おもてなしで融資が通る その1

さて、新年早々、融資のアレンジに奔走中でございます。

先日も、某外資系T銀行の融資担当の方と案件について連絡が、、、

■熱心な融資担当の熱心な質問

T銀行のご担当ということで、Tさんとお呼びします。
都内のアパート購入の為の融資なのですが、LTV・物件価格に対しての融資額の割合ですが、中古なので、どこまで融資して貰えるかがポイントです。

Tさん「わたなべさん、私!この方の案件!是非!やりたいと思っているんですよ!それだけの材料(資産背景)を持っていらっしゃる方だから!材料がないとそもそもやるだけ無駄になるでしょ!?」

私「そ、そうですね。ありがとうございます。」

Tさん「そう、だからね!ちょっと教えて欲しいですけど、今のお借り入れの他銀行の書類のここがおかしいんですよ!私も銀行の融資畑で25年!融資・審査の現場を渡り歩いてきたんですよ。現場を知り尽くしてるんです!だから、この書類の文言だと辻褄が合わないのよ。わかります?」

私「そ、そうですか。すみません、気づきませんでした。。。」

Tさん「そうでしょ。でも、わたなべさんは分からなくて大丈夫なんです。金融業界の人間だから気になるの。だから、ちょっと確認してほしいんですよ他銀行さんに。」

私「しかし、既存借り入れの書類ですし、そんなに必要なんです?」

便箋ひとつで心象が違います。


■気持良く審査に入ってもらう為に

Tさん「あたり前田のクラッカーですよ!私も本気になったからには、審査部にプッシュ!しないといけないの!強烈にプッシュするんだから!プッシュは大統領よ!それで、万が一でも、この書類に審査担当が目をとめて、質問がかえって来たときに、ちゃんと明確な答えがないと、それだけで心象が悪くなっちゃうの!そうすると、審査も前向きじゃなくなる事もあるんだから!」

私「そ、そうなんですね。心象ひとつで、なるほど。。。」

Tさん「だって人間だもの。」

私「み●を、、、。」

ちなみに、シーエフネッツ東京支社のある銀座にほど近い、国際フォーラムに美術館があります。

Tさん「だから、何事も動じずに迅速明確な受け応えができる「準備」が大事なわけ!備えあれば憂いなし!プッシュ!プッシュ!」

私「勉強になります!」

Tさん「でも、評価額までは変えられないのよ!頭取だってひっくり返せないんだから!その後は、お客様次第になっちゃうわね。」

私「なるほど、それは仕方ないですね。それにしても後半からオネエな語尾になっていらっしゃいますが、、、。」

Tさん「あら!?ひっくり返っちゃったわ!ごめんあそばせ〜。」

・・・と、いうことでございます。

となると、融資が通る通らないも、金融機関担当の気持ちひとつ?

その真相は!?いかに!?

つづく!

融資をより有利にする。心構えがある。続報が気になる方は・・・投票ください!


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●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好 

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