2014年7月23日水曜日

銀座の不動産屋のボーナス

さて、つい先日ボーナスが入りました。
現職のシーエフネッツの賞与は、7月に入ります。

日頃、皆様にエラそうな事を言わせて頂いておりますが、不動産コンサルタントといえども、その実態は、企業戦士サラリーマンでございますので、日頃の成果と会社からの評価を噛みしめる瞬間であります。

前職では、世間一般の企業と同じく6月支給でしたので、6月を過ぎると、もしかしたら支給されないんじゃないかと冷や冷やしておりましたが、無事に口座に入って安心です。

昨年と比較すると、なんと!「3倍」になっていました!
この伸びは、すごいですね~。すでに、現時点で、賞与額固定給を上回りました。

(いちおう、歩合給の雇用契約ではありません。会社の期待以上に働いたということでしょう、、、。)

シーエフネッツの営業職は、全体の売上に対する貢献割合で、評価・配分されるようです。
私も社内では、好調に成績を上げさせて頂いております。
クライアントの皆様、日頃のお取引誠にありがとうございます。

同僚の皆様は、ボーナス明細をそそくさと鞄にしまわれましたが、私の場合はそんな事はしません。

若手スタッフに見せびらかすのであります。


若い衆も興味津々に集まってきます。
私の3倍返しのボーナス額をみて、目が輝いていました。


不動産業のイメージは、全業界の中でも比較的給与額が良いことがひとつの魅力ですが、
現職のシーエフネッツは、不動産コンサルタント会社、若手には厳しいのであります。

若人「渡辺さん!ボーナスんなにもらったんですか!?」

私「しょうよ。(賞与)

若人「ダジャレがなければ、いい先輩なんだけどな。

私「こ!ボソッと聞こえるように言わない!」

・・・・。
私のボーナス額が、未来の希望になるなら、喜んで公開しましょう

今の苦労が、将来、10倍100倍1000倍になって返ってくるように、前向きに明るく、力を蓄えていって欲しいものです。

そして、ダジャレがスベって奈落に落ちている、私への尊敬を集めるチャンスです!

なんつって。

私でも、今回の賞与は、日頃の成果が大きく反映された結果でしたが、それでも前職の固定賞与の2割減なのです。地位や報酬面だけならこのままだとキャリアダウンです。

それが、この2年間でボディブローのように私を心の内側からジワジワと苦しめております。

人生の充実が、お金で全て賄えるとは思いませんが、あの時の給与が前職の会社からの評価と信頼の証だと思うと、それは、自分への自信と誇りでした。

現職での心の置き所はなかなかすんなりと納まっていませんが、すんなりトントン拍子に行かないのが人生の面白みですね。

昔の自分の背中を追いかけつつ、良き師に学び、20代の時よりもさらなる情熱で不動産コンサルタント業という形のない業種への挑戦を続けてまいります!

えっ!ボーナスの使い道ですか!?

もちろん!事業投資資金に内部留保です!

私もプロの端くれですから、不動産投資よりも不動産事業の方が儲かるのであります!

頑張ります!
より良い不動産コンサル業の未来に期待頂ける方は・・・投票ください!


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2014年7月22日火曜日

アパート建築、反対運動。

さて、先日の事です。

「ちょっと、ご報告がありまして、、、。」

と、アパートのデベロッパーの担当さん。

デベさん「来月決済予定の新築現場で、「ハタ」が立ってまして、、、。」

私「立っていらっしゃる?ムツゴロウさん?畑さん?」

デベさん「旗です。『旗』。住民の方が、立ててるんですよ。」

私「えっ!先週見たときにはなかったのに!」

というわけで、あらかた説明を受け、現地に飛びました。

こんな感じです。



なるほど、旗が立ってますね。

一本所ではありません。



実際に、アパート建築のリスクとして、こういった近隣問題が多く潜んでいます。

東京都内でも、古くからの住宅地にこういったアパートが建つことで、あれこれと、注文をつけてくる近隣住民の方は珍しくありません。

このような問題を事前に解決して、竣工後の賃貸運営に支障がないようにするのがプロの仕事であります。

マンションの新築現場だと、その近隣対応専門の業者もいるほどです。結構な稼ぎになるとか。

今回の場合は、前述のデベさんにて建築前に近隣住民の方に説明と承諾を交わしているのですが、建ったら建ったでこういった行動に出ることもあります。

これを個人オーナーが、土地を購入してから、注文建築するとなると、土地を売買仲介した不動産業者が対応する場合と、建築を請負った工務店にて対応できる場合と、オーナーとして対応しなければならない点と判断が分かれてきます。

さらには、賃貸運営が始まれば、そこから諸処から問題が上がってきますので、様々な調整が必要になります。

都内のアパートの場合は、私道に係わる近隣問題が起こる事があります。

通行や掘削の許可はもちろんですが、入居者と近隣住人の方とのルール決めも慎重にしないといけません。

私も、何度か私道の共有者の方に囲まれた事があります、、、。

不動産屋は、揉め事にズカズカ踏み込んで行って話を納めるくらいのコミュニケーション能力は必要ですね。

私もまだまだ勉強中です。

とにもかくにも、今回の問題が無事に解決する事を祈るのみです。

早期解決をお祈り下さる方!・・・投票ください!


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2014年7月17日木曜日

ホームインスペクションと日焼けにて

「最近、日差しが強いですけど、肌白いですね。」

先日、板橋区のアパートの決済を終えた帰りがけに司法書士さんが、そう私に声を掛けられました。

う〜、まるで私が外に出てないような印象をもたれているかもしませんけどね!

外でもちゃんと仕事してますよ!!

肌は強い方なのか、鈍いのか、日に焼けにくいのです!

先日だって、台風一過の晴天の中、朝から刺すような日差しに照りつけられながら、立ち会いに行ってきましたよ!

売買したアパートのホームインスペクションの立ち会いに!

 
ホームインスペクションと聞いてピンと来ない方は、恐らく、ホームインスペクションを知らない方です。

それは、当たり前田のクラッカーですね。

建物診断の事であります。

今回のアパートは、軽量鉄骨造の築30年、大手ハウスメーカーの建築ですが、全く問題ないとは言い切れません。

実際、私自身もリン酸カルシウム骨造の築30年超ですが、手入れを怠って入るため、あちらこちらにガタが出始めております。健康診断に行く事が恐ろしいほどです。

建物なら尚更ですね。

そのため、クライアントの希望にて実施する事になりました。

もちろん、診断は専門の建築士の先生に依頼を致しました。

建物の耐久年数はどれくらいかと、質問を頂く事も多いですが、実際の所は、メンテナンス次第でいかようにも持たせることができるのであります。気づいたら、建替で新築できたんじゃないかというくらいの費用をかける必要はないかと思いますが、、、。

さて、当日は、クライアントもわざわざお越しになり、賃貸リーシング担当のM盛さんも立ち会います。その場で空室のリフォームの打ち合わせもする為です。


私も立ち会うからには、ホームインスペクションの技を吸収したい(あわよくばブログネタにしたい)と思ったのであります。

炎天下の中、外で待つこと二時間で、、、無事終了しました。
今回は、2階の空室2室と、1階の入居中1室の室内と外観を診て頂きました。

いやー、勉強になりました。

今回は目視による診断でしたが、細かい点まで指摘されていました。
特段、大きな問題はなかったのでよかったですが、売買前にもここは改めてチェックした方が良いなと気づくところが数点ありました。

床下にて
汗だくで、銀座のオフィスに戻ると、毎週の定休日事に日焼けが増している、チームメイトのE田コンサルが、、、。


E田さん、スコアの調子はどうですか?

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2014年7月16日水曜日

資産家コンサルとベトナムとボールペン


さて、日々、不動産コンサルという職と向き合っております。


そもそも、どういう業種なのか。他の不動産業種との差別化をどこで図るのか。どういう人材が適正なのか。

まだまだ答えは明確ではありません。

それはそれで、ひとつずつ、周りを観察しながら、仮説をたて検証して自分に不足している、または余分な材料を足し引きする作業が続いています。

まさに、料理で例えるならカレーのような職業と言っても、過言ではないでしょう。

カレーの魅力は、そのバリエーションにあります。
個性的な材料が、鍋の中にカレー「ルー」を入れることで、ひとつにまとまるのです。

不動産と人との関係も実に様々です。
こんがらがった問題を紐解き、八方良しの答えを導きまとめる。

まさに、不動産コンサ「ルー」というわけです。

・・・・。

人性も仕事も柔軟に生きたい私です。

職のシーエフネッツでの近況ですが、隣のデスクのKO林コンサルに師事しております。



地主、資産家のコンサル経験が豊富で、頭脳明晰、ダジャレの切れは社内一です。

先日も、物件下見に同乗して、KO林先生の車内で、トナムの食市場に進出する日の丸企業のニュースが流れました。

「先生、我々もベトナム市場に進出しましょう!」

先生「なんで?」

「はい。ベトナムで、不動産業をイトナム。(営む)」

先生「それが、いいたかったんだ。」

私「そうです。」

まだまだダジャレ一年生、卒業できるその日まで愚直に精進致します。

その日の終業時に銀座オフィスの自分のデスクを片していたら、会社支給のボールペンがありません。黒の三菱鉛筆 ジェットストリーム、一本は常に筆立てに常備しています。

気になって、隣の先生のデスクを片付けてみると、ありました。なんと、5本も!

他部署のシールまで貼ってあるにも関わらず、お返しになっていらっしゃいませんでした。



「こりゃ一本取られたな!」

ボールペンだけに!

なんつって!

不動産コンサルタントの厳しき道も笑って堪えて・・・投票ください!


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2014年7月14日月曜日

飲酒投資セミナー反対です。

先日の話、関西方面の男性クライアントの方から、一本の連絡を頂きました。

「区分の購入を検討しているのですが、どうでしょうか」

この方とは、つい一週間前に、一棟物件の購入の方向で打合せを終えていた所でした。

ただ、今現在は投資に必要な自己資金が心許ない状態でしたので、2年弱程は、自己資金の貯蓄が必要になる見込みでした。

それが、なぜ急に心変わりをされたのか気になります。

「女心と、秋の空」
「男心と、あおいそら」

「人の心は、そういうものだ」と納得するには、早合点ですし、こういう場面で、目の前のクライントがどういう考え方、価値観を持っているかを理解する事で、良好で建設的な関係を築くきっかけになると思います。

クライアントは、ある事をきっかけに、すぐにでも物件を購入したくなったとのことでした。




このブログの読者の方にも当てはまる事があるかも知れませんので、詳しく説明します。

1:先日、他社さんの不動産投資のセミナーを受講した。
2:その後の懇親会で、自己資金の事を講師に相談した。
3:その回答は、貯める期間も、貨幣の時間的価値に損失になるから、現時点で、購入出来るワンルームに投資すると良い。
4:なるほどと思った。

という事だそうです。

そもそも、なんでセミナーの後に酒を飲むのかというところですが、、、。

その状況に対して私は、こう問いかけました。

Q⇒私
A⇒クライアント

●お酒の席で、不動産投資に興味のある人、すでに始めてる人、同じ目的、興味を持った人が集まっている。

Q:気分が盛り上がりませんでしたか?
A:盛り上がりました。他の人もすごく盛り上がっていました。

Q:どんな気分になりましたか?
A:早く物件を購入したくなりました。

Q:講師の人に質問したとき、ご自身の環境(投資条件や属性)は聞かれませんでしたか?
A:即答で、ワンルームがいいと言われました。

Q:ご自身の所得税率や、家族構成も聞かれませんでした?
A:聞かれませんでした。

はい、問診はここまでです。
考えて見て下さい、これをきっかけに、この方が不動産に投資することが良いことだと思いますか?

これは、お酒の力を借りた立派な営業手法です。
それでこの方が、ワンルームでも購入されたなら、数十万の手数料売上が見込めます。

しかし、不動産投資では、不動産所得が発生する性質上、人の属性に左右される投資です。
仮に、キャッシュフローが出ても、給与年収次第では、40%台、最大50%の所得税・住民税の課税率ですから、手元にほとんど残らない、課税後のCFは赤字という場合もあります。

人によっては、初めから課税対策、短期の事業規模到達、資産管理法人からスタートする事も必要な時代です。

また、今始めると、利回り8%台。来年始めれば16%台と選択肢があれば、どちらをとる事が効率的なのか。

不動産投資は、時に必要な我慢もあると思います。
売買業務を何年も経験していると、投資と向き合う心理的プロセスのフォローが多いことに気がつきます。

そのような背景から、酒の席での営業はNGだと思います。

私は、新規の方と購入前にお酒をご一緒したことは、ほとんどありませんし、遠慮するようにしています。

せめて、ひとつの投資プロジェクトが形になってからの方が、祝杯にもなりますよね。

私も、前職の営業職時代は、飲酒営業枕営業だけは三流のやることだと強く指導されてきましたので、同じ物を売るにも、お客さんと素面で向き合って正々堂々とプレゼンすることがプロ意識だと信じております。

いいものを販売するのであれば、なおさらです。

私自身は、プロ意識の高い人から、購入をしたいと思います。

ちなみに、私がお酒の力を借りる時は、女性と仲良くなりたい時です。

世の中には、理屈じゃ語れないことも沢山ございます。

不動産投資は、くれぐれもご冷静に。


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2014年7月10日木曜日

不動産コンサルと6月の方針会

先日は、自社恒例の方針会が行われました。

現職のシーエフネッツでは、月例で全社員が一カ所に集まり、グループ各社、各部門の前月の成果と、今後の方針を発表をしております。

コンサル各個人の成績も皆の前で発表されるので、緊張します。

成績と行っても、売上成績になりますので、不動産コンサルタントの売上の内訳は、ほとんど売買仲介手数料が占めております。中には、コンサル契約による手数料もありますが、土地建物の購入、売却にくらべれば、微々たるものになります。

私の様に、収益物件を扱う者が売上を求めると、物件と投資家の方のマッチングをいかに図るかと言う事につきます。

①投資家の求める条件を理解する。
②属性、資産状況から、融資、物件規模、エリアなど、最大限選択できる投資条件を提示する。
③仕入れた物件の良い点、悪い点を踏まえ、賃料、補修箇所の査定をする。
④融資条件、課税条件など、投資家特有の条件を踏まえて、運営計画、提案書をまとめる。

主に、上記のポイントを押さえると、成約になりやすいかと思います。
意外と①番がいちばん難しいんですよね。

~今日の風景~

そんな事を、年中やっているわけですが、6月の成績発表では、大変ありがたいことに、売上1位でした。

年間成績が現在3位ですから、上位の先輩方との間に少なくとも勤続5年以上の差が開いています。

5年間の顧客層の厚みと、会社からの恵みも川上から流されますので、現在の川下のポジションから張り合うというのも、理には適っていません。競争するというよりは、自分の目の前の、クライアントの方々と物件に真剣に向き合うことでしか、結果は伴いません。

私は、私なりのテーマでチャレンジしております。

クライアントの皆様、いつもありがとうございます。

なお、全社の発表はここまでですが、自社の管理受託の純増数も今年は、私が一番ですので、この調子で努力していきたいと思います。一番を目指しているわけではないですが、川下から入社してきた中途社員が、頑張って成果を出してる姿を見て、社内の若い人の刺激になり、より仕事にチャレンジしてくれれば、それが一番大事だと思います。

人間同士が共鳴して、大きな成果になるのが、良いビジネスだと思うからです。

いい仕事ができるよう頑張ります!

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2014年7月9日水曜日

不動産は釣って釣られて。

前回の続きから、前職の部下の思い出を。。。

「えっ!?五目釣りですか!?」

「僕も釣り大好きなんです-!!」

「釣った魚は?捌いて、食べる!?ですよね-!」

一体なんだか分からない話ですが、不動産の営業です。

彼は、当時、新卒入社の3年目。都内の某有名大学のテニスサークルの会長職だった男でした。

先日、ニュースになったテニスサークルの歌舞伎町集団昏睡事件とは、別の大学です。

タウンページから自動車ディーラーに電話をかけて、店長を呼び出し不動産の営業どころか、趣味の話に引っ張ります。

3年目にしても不動産の話は一切出来ません。釣りの話しで、お客さんを釣るという。。。

「じゃあ、取りあえずそちらに寄るので、会ってください!○月×日何時によろしくお願いします!」

アポイントといっても、不動産の話はしていませんので、空アポと呼びます。

横で聞いていた営業部長の視線が私に向きます。

「なべ、お前が同行してこい。」

「了解しました!!」(あぁ、行くだけ無駄ちゃうかぁ)

そんな感じで、彼とは、北は札幌、西は徳島、兵庫のなんとか郡まで、飛び回りました。

ト●タのディーラーの接客ブースで店長相手に営業というのもありました。

ワンルームマンションのワの字くらいの理解度からのプレゼンです。

その場で契約締結など、半分諦めてもいい状況です。

私も一度出動したからには、タダで帰るわけには行きませんでした。

総量20キロの資料を鞄に詰めて、プレゼンに挑みます。自然と汗が垂れて参ります。

部下の彼は、私の横で、ニコニコ満足そうにしていました。

しかし、そんな彼がスゴイのか、私の頑張りが認められたのか、、意外にも成約になったんです。

百発百中というわけではありませんが、60%程の成約率でしょうか。

空港から移動中のバスで爆睡するの彼
そして、の凄さは他にもあって、あれは札幌で成約になった時の事でした。

泊まりの出張先では、必ず現地のキャバクラに寄るという前職の文化があり、私一人であれば、出張先でもビジネスホテルでコンビニの弁当で済ますのですが、部下の手前さすがに食事だけとも言えず、すすきのへ向かいました。

そういう態度を部下は見ていますので、「この人、せこいな。」と思われたらお終いです。
上司は、なめられたらアカンのであります。

すすきののキャバクラ(ニュークラブともいう)は、ソファの席に座って、女の子が横について、水割りなどのお酒を作ってくれたり、お酒をねだられたり、たわいもない話で盛り上がるという場所です。

もちろん、下ネタを話すのはOKでも、おさわりは禁止です。

当時のすすきのだと、1時間飲み放題カラオケ付で、2,000円~4,000円ほどが相場でした。六本木だと、飲み放題なしで、1万~2万弱(普通のところで)/時くらいだったと思います。

そこで、彼が私に見せたのは、ディズニーキャラクターのモノマネをして、女の子にさわりまくるという特技でした。

普通だったら、女の子から拒否されたり、黒服のお兄さんに止められるのですが、全くおとがめなし、、、。

さすが、テニスサークルの元会長。人心掌握の術とでもいうのでしょうか、ディズニーも使い方によっては悪用できるんですね。

私も、「やめなさい」というより、素直にすごいなと感じる程でした。

これが、私の場合だと、こういう場所では、馬鹿をする場所にも係わらず、「この子はどういういきさつで、水商売を始めたんだろう」と想像しだすので、端からみると全く楽しそうに見えないという。。。

自分とは、対照的な部下を持った経験でしたが、営業の世界の神秘を感じる日々でした笑。

そんな、彼も徐々に自立していき同行も必要無くなっていきました。それで、売れてしまう不動産もどうなんだろうと思った事が、現職への転職のきっかっけのひとつですね。

私の探求は続きます。
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2014年7月8日火曜日

23時の自主管理物件の厄災と。

先日、クライアントとの長電話を終えて、ふと周りを見渡すと、管理受託担当のAN齋君が残っていました。

既に、23時になろうというところです。

管理受託というのは、自社で管理するに当たって、管理業務委託の契約書や、売買に伴う賃貸人の地位承継書類の作成、連絡等を行う担当部署になります。

賃貸借契約書といっても、書式も管理方法も、点でバラバラで、管理会社としては、現契約書に問題があるかないかまで、洗い出し対応しなければいけません。

私のデスクからPMの部署を撮りました

「夜遅くまでお疲れさん!」と労ってやりたいところですが、2、3日前からマスクをしてゴホゴホいっておりましたので、私も気になり、声をかけました。

「お疲れさん!風邪引いてるだろ?早く帰りなよ!」

「ちょっと、明日休みなんで、片付けておきたいんですよね。」

「休み明けでいいじゃん。」

「いや、空きをつくってないと、やっかいな事があった時に対応が出来ないですから。」

・・・・。

かっ、かっこいい。。。

彼は、確かインターンから入社して、今年で2年強だったかと思います。
今年から現担当に異動になって、売買担当にとっては、大変協力的に動いてくれる頼もしい存在です。

今も取りかかっている仕事をのぞいてみると、

・築古物件、オーナーの自主管理からの売却物件。

・賃貸借契約書はあるものの、更新の覚書が交わされておらず、法定更新で継続されている状態。

・しかし、一部の入居者とは、賃料減額交渉に応じていて、その覚書がない。

・賃貸借契約書の書式もバラバラ(客付けの不動産会社まかせ)で、典型的な自主管理の悪いケース。

という、悪条件です。

それを一件一件確認して、覚書の作成と賃貸人の地位承継書類に落とし込んで、、、、あ、頭が痛くなってきますね。。。

こういう仕事を、淡々と取り組める人もなかなかいません。

本当に人財ですね。

現職もまだまだベンチャー企業ですから、社員管理、育成システムもまだまだ未熟であります、自発的に周囲から求められている以上の成果を上げる行動ができる人が、会社を支えています。

私としても、業界のそんな才能ある後輩を大事にしていきたいところです。

そんな彼をみて、何となく、私も前職の部下を思い出しました。。。

つづく!

2014年7月6日日曜日

不動産投資は個別相談に乗って。

前回、割と趣味的な事をネタにしましたら、「ネタ切れか」と読者様にご指摘を頂きました。
本業のネタ切れとなると、仕事をしていない様なイメージがありますので、今回は業務ネタを書きたいと思います。

とは言っても、パッと思いつくもので、何かあったかしら、、、。
最近だと、、、。そうだ!ありました。

先日、1日に4件の個別相談が入りました。一応コンサルタント会社ですので、個別コンサルティングともいいますが、社内的にも個別相談という呼び方がメジャーですので、そのままに致します。



なかなか一日に4件というのも珍しいですね。一件当たり、90分前後の時間を要します。

件目は、クライアントとの方と新規購入物件の賃貸募集の打合せです。
PM(プロパティマネジメント)担当のT内君と、競合物件の募集賃料と成約賃料をデータベースから調査し、説明致します。
募集する条件については、賃料、敷金、礼金、広告料を設定し、今後の反響をみて段階的に調整をする計画になりました。
2LDKのファミリータイプということもありますので、想定内の条件で成約になるよう取り組みたいと思います。

件目も、クライアントとの方と今後の投資戦略について打合せです。
一昨年から購入したワンルーム、区分マンションを売却して、キャピタルを確定すること。
回収見込みの資金が1,300万前後になります。現在の自己資金と合わせて、既存の法人に出資して、新たな不動産投資に取り組む事になりました。
こちらは、私にもプレッシャーが強くなりますが、面白い展開が期待できそうです。

件目は、新規のお客様です。
相続財産で、既にウン百万の家賃収入がある方です。既存のローンもありません。
二次相続対策も含め、既存法人の活用と今後の資産形成についての打合せになりました。
ひとまず、今後のメインバンクの開拓からのスタートです。

件目も、新規のお客様です。
昨年から、区分投資にチャレンジされて、今後の買い増しについての相談です。
ちまたの書籍などから、情報をえて、自分なりに投資をされたとのことで、数値上は悪くはないのですが、
次の展開に繋げるには、いささか弱い状況でいらっしゃいました。
私の見立てでは、その区分を買わずに23区内のアパートから進めて頂くと、倍くらいの利回りが見込めたと説明して差し上げると、

「なるほど!やっぱりプロに頼むと違いますね!」

と、ありがたい言葉を頂きました。

まぁ、自分でいうのもなんですが、現職では、コンサル会社という看板ではあるものの、コンサル料も特別に頂かずに正規の売買の仲介手数料だけで、あれこれ相談を伺っておりますので、その分は、一般の売買仲介の専門業者さんよりは、付加価値は高いと思います。

インターネットも普及して、何事もセルフで済ませる傾向を感じるこの頃ではありますが、全ての情報はネットにあがりませんし、ノウハウなどの情報提供するからには、どこかしらで、利益を得たい事情が潜んでいるわけですから、それこそタダほど怖いものはないという時代になって来ているのではないでしょうか。

不動産のコンサルといっても、利益の出る売買から、維持管理の賃貸、保守管理、資産運用から法人運営にも知識や経験が必要になって参ります。もちろん、経理や税務もかかせません。

しかし、知識や情報は必ず、一般化、陳腐化していきますので、常に学びとチャレンジを継続していかなければいけない。そこに我々の価値があるとすれば、イタチごっこの日々です。よくよく考えると厳しい職ですね。

本音をいうと単純な売買営業している方が気持ちの面でも所得の面でも楽です。

でも、この職も、もっとマーケットと歯車が合えば、儲かる(=付加価値のある)ビジネスだと思うんですよね。

コンサル職の安定化は、これからであります。

まだまだ先は、長いです。

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2014年7月5日土曜日

不動産コンサルは仕事の重みにこだわる

昔から仕事に集中するほど神経質になってくることが、私の悪いところです。

チョットしたことで、イライラが募り、ストレスに感じるようになります。

先日もあることが、気になってしまいました。

く感じたのです。

私の業務作業には欠かせない、あの道具。

右手首に感じる違和感がどうしても、気になります。

それは、マウスです。

現在、LOGICOOL  の T620GR を使用しています。



使い心地は、気に入っているので、別の物に替える事も考えにくいところです。

そうだ!

私のピューターが、反応しました。

早速、必要なアイテムを探してみると、ありました!

こちらです!



もともと、単三電池・2本で動作するので、単三電池サイズのアダプタを利用すると、サイズの調整がされるので、単四電池もピッタリはまるのであります。



なんと、問題なく動作しました!

そして、軽くなりました。手首に感じる重さが違います。

因みに、パナソニックの電池の定格を参考にしてみると、


単三 23g。単四 11gとありますので、24gの軽量化に成功です。

私の仕事も遂にグラム単位の見直しまでに達しました。

この調子で、スピードアップを図っていきたいところです。

下らない事だと思った、そこのあなた。小さな改善ができないと、大きな改善ができませんよ!

不動産の運営でいえば、ローンの借り換えや金利交渉、光熱費等の固定費の削減にあたりますでしょうか。

小さな工夫に、小さな満足を重ねて行きたいと思いまうす。

単三アダプタをご存じなかった方は・・・投票ください!


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