さて、先日の事です。
「ちょっと、ご報告がありまして、、、。」
と、アパートのデベロッパーの担当さん。
デベさん「来月決済予定の新築現場で、「ハタ」が立ってまして、、、。」
私「立っていらっしゃる?ムツゴロウさん?畑さん?」
デベさん「旗です。『旗』。住民の方が、立ててるんですよ。」
私「えっ!先週見たときにはなかったのに!」
というわけで、あらかた説明を受け、現地に飛びました。
こんな感じです。
なるほど、旗が立ってますね。
一本所ではありません。
実際に、アパート建築のリスクとして、こういった近隣問題が多く潜んでいます。
東京都内でも、古くからの住宅地にこういったアパートが建つことで、あれこれと、注文をつけてくる近隣住民の方は珍しくありません。
このような問題を事前に解決して、竣工後の賃貸運営に支障がないようにするのがプロの仕事であります。
マンションの新築現場だと、その近隣対応専門の業者もいるほどです。結構な稼ぎになるとか。
今回の場合は、前述のデベさんにて建築前に近隣住民の方に説明と承諾を交わしているのですが、建ったら建ったでこういった行動に出ることもあります。
これを個人オーナーが、土地を購入してから、注文建築するとなると、土地を売買仲介した不動産業者が対応する場合と、建築を請負った工務店にて対応できる場合と、オーナーとして対応しなければならない点と判断が分かれてきます。
さらには、賃貸運営が始まれば、そこから諸処から問題が上がってきますので、様々な調整が必要になります。
都内のアパートの場合は、私道に係わる近隣問題が起こる事があります。
通行や掘削の許可はもちろんですが、入居者と近隣住人の方とのルール決めも慎重にしないといけません。
私も、何度か私道の共有者の方に囲まれた事があります、、、。
不動産屋は、揉め事にズカズカ踏み込んで行って話を納めるくらいのコミュニケーション能力は必要ですね。
私もまだまだ勉強中です。
とにもかくにも、今回の問題が無事に解決する事を祈るのみです。
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●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好
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