2014年7月8日火曜日

23時の自主管理物件の厄災と。

先日、クライアントとの長電話を終えて、ふと周りを見渡すと、管理受託担当のAN齋君が残っていました。

既に、23時になろうというところです。

管理受託というのは、自社で管理するに当たって、管理業務委託の契約書や、売買に伴う賃貸人の地位承継書類の作成、連絡等を行う担当部署になります。

賃貸借契約書といっても、書式も管理方法も、点でバラバラで、管理会社としては、現契約書に問題があるかないかまで、洗い出し対応しなければいけません。

私のデスクからPMの部署を撮りました

「夜遅くまでお疲れさん!」と労ってやりたいところですが、2、3日前からマスクをしてゴホゴホいっておりましたので、私も気になり、声をかけました。

「お疲れさん!風邪引いてるだろ?早く帰りなよ!」

「ちょっと、明日休みなんで、片付けておきたいんですよね。」

「休み明けでいいじゃん。」

「いや、空きをつくってないと、やっかいな事があった時に対応が出来ないですから。」

・・・・。

かっ、かっこいい。。。

彼は、確かインターンから入社して、今年で2年強だったかと思います。
今年から現担当に異動になって、売買担当にとっては、大変協力的に動いてくれる頼もしい存在です。

今も取りかかっている仕事をのぞいてみると、

・築古物件、オーナーの自主管理からの売却物件。

・賃貸借契約書はあるものの、更新の覚書が交わされておらず、法定更新で継続されている状態。

・しかし、一部の入居者とは、賃料減額交渉に応じていて、その覚書がない。

・賃貸借契約書の書式もバラバラ(客付けの不動産会社まかせ)で、典型的な自主管理の悪いケース。

という、悪条件です。

それを一件一件確認して、覚書の作成と賃貸人の地位承継書類に落とし込んで、、、、あ、頭が痛くなってきますね。。。

こういう仕事を、淡々と取り組める人もなかなかいません。

本当に人財ですね。

現職もまだまだベンチャー企業ですから、社員管理、育成システムもまだまだ未熟であります、自発的に周囲から求められている以上の成果を上げる行動ができる人が、会社を支えています。

私としても、業界のそんな才能ある後輩を大事にしていきたいところです。

そんな彼をみて、何となく、私も前職の部下を思い出しました。。。

つづく!

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