2014年7月6日日曜日

不動産投資は個別相談に乗って。

前回、割と趣味的な事をネタにしましたら、「ネタ切れか」と読者様にご指摘を頂きました。
本業のネタ切れとなると、仕事をしていない様なイメージがありますので、今回は業務ネタを書きたいと思います。

とは言っても、パッと思いつくもので、何かあったかしら、、、。
最近だと、、、。そうだ!ありました。

先日、1日に4件の個別相談が入りました。一応コンサルタント会社ですので、個別コンサルティングともいいますが、社内的にも個別相談という呼び方がメジャーですので、そのままに致します。



なかなか一日に4件というのも珍しいですね。一件当たり、90分前後の時間を要します。

件目は、クライアントとの方と新規購入物件の賃貸募集の打合せです。
PM(プロパティマネジメント)担当のT内君と、競合物件の募集賃料と成約賃料をデータベースから調査し、説明致します。
募集する条件については、賃料、敷金、礼金、広告料を設定し、今後の反響をみて段階的に調整をする計画になりました。
2LDKのファミリータイプということもありますので、想定内の条件で成約になるよう取り組みたいと思います。

件目も、クライアントとの方と今後の投資戦略について打合せです。
一昨年から購入したワンルーム、区分マンションを売却して、キャピタルを確定すること。
回収見込みの資金が1,300万前後になります。現在の自己資金と合わせて、既存の法人に出資して、新たな不動産投資に取り組む事になりました。
こちらは、私にもプレッシャーが強くなりますが、面白い展開が期待できそうです。

件目は、新規のお客様です。
相続財産で、既にウン百万の家賃収入がある方です。既存のローンもありません。
二次相続対策も含め、既存法人の活用と今後の資産形成についての打合せになりました。
ひとまず、今後のメインバンクの開拓からのスタートです。

件目も、新規のお客様です。
昨年から、区分投資にチャレンジされて、今後の買い増しについての相談です。
ちまたの書籍などから、情報をえて、自分なりに投資をされたとのことで、数値上は悪くはないのですが、
次の展開に繋げるには、いささか弱い状況でいらっしゃいました。
私の見立てでは、その区分を買わずに23区内のアパートから進めて頂くと、倍くらいの利回りが見込めたと説明して差し上げると、

「なるほど!やっぱりプロに頼むと違いますね!」

と、ありがたい言葉を頂きました。

まぁ、自分でいうのもなんですが、現職では、コンサル会社という看板ではあるものの、コンサル料も特別に頂かずに正規の売買の仲介手数料だけで、あれこれ相談を伺っておりますので、その分は、一般の売買仲介の専門業者さんよりは、付加価値は高いと思います。

インターネットも普及して、何事もセルフで済ませる傾向を感じるこの頃ではありますが、全ての情報はネットにあがりませんし、ノウハウなどの情報提供するからには、どこかしらで、利益を得たい事情が潜んでいるわけですから、それこそタダほど怖いものはないという時代になって来ているのではないでしょうか。

不動産のコンサルといっても、利益の出る売買から、維持管理の賃貸、保守管理、資産運用から法人運営にも知識や経験が必要になって参ります。もちろん、経理や税務もかかせません。

しかし、知識や情報は必ず、一般化、陳腐化していきますので、常に学びとチャレンジを継続していかなければいけない。そこに我々の価値があるとすれば、イタチごっこの日々です。よくよく考えると厳しい職ですね。

本音をいうと単純な売買営業している方が気持ちの面でも所得の面でも楽です。

でも、この職も、もっとマーケットと歯車が合えば、儲かる(=付加価値のある)ビジネスだと思うんですよね。

コンサル職の安定化は、これからであります。

まだまだ先は、長いです。

頑張ります!
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●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好 
※本ブログは、私の体験を元にしたフィクションです。
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