2013年8月3日土曜日

不動産コンサル会社の作り方

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シーエフネッツに入社して銀座で不動産コンサル業に就いて、早一年が過ぎようとしています。

昨日も、いつもと変わらぬ朝、銀行にて決済が2件ありました。

一件目の決済は無事に終わりまして、二件目の決済前にクライアントと銀行の金消契約(きんしょうと読みまして金銭消費貸借の略です。)が行われている最中に、少しばかりの休憩をとり、最近お付き合いのある司法書士の先生と談笑していたときの事です。ふとしたきっかけで、仕事観の話になり、

先生「わたなべさんは、どうして転職されたんですか?」

と聞かれ、キャリアアップだスキルアップだととっさに、応えたものの何となく歯切れの悪い感じが口元に残りました。

そうこうしているうちに、二件目の決済に入り、終わってしまえばその場で解散です。

その後、銀座の事務所に戻り、休む暇もなく次のクライアントと今後の投資計画について打ち合わせです。一日の仕事も区切りがついたところで、帰宅しながら、ほぼ毎日社員向けに配信される倉橋社長の朝礼講話を聞きいておりました。

社長「我々は、お客さんに30年ローンを勧めて組んでもらってるんだ、人は30年保たない、でも会社は永遠に続ける事が出来るんだ。そういう会社にする事が我々の責任だ。」

そうだ!その通りだ!なんて、シーエフネッツに入社する事に決めた一年前を思い出す一言でした。

不動産の融資といえば、長期の借り入れが当たり前なんです。我々にはそれを見届ける義務がある。正論と信じております。

ラーメンも複雑に絡み合った調和がうまいのなら、会社も。

しかし、法人の命は、経営があってこそ、利益を出し続けなければいけません。
その為に、少なくとも若い人材の育つ事、顧客、会社双方に利のあるビジネスである事が最低限の条件と思います。

営業成績だけを追ってしまうと、利己的になる人がほとんどでしょう。かつての自分もそうでした。

トップセールスになろうと思ったら簡単な理念があります。

・人の倍以上働くこと。
・上司に気に入られること。

どの現場でも、特定の人に利益は集中していたりするものです。スポーツではないビジネス上の競争という観点では、それもフェアかもしれません。しかしながら、事業全体の視点から先の事を想像するとどうでしょうか。

個人の働きには限界があり、一人ではとうてい会社を支えることは出来ないからです。1000万の売上げが一人より、300万の売上げが四人いるほうが、会社にとってのリスクは少ないはずです。

自分が何をするべきで、周りに対してどうするべきか。いい会社を造る事への挑戦と修行の日々は続きます。

●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好 
※本ブログは、私の体験を元にしたフィクションです。
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