「あっ係長!」
銀座のオフィスへ戻るべく、有楽町駅の改札を出たところで、懐かしい呼び名で呼ばれました。
前職の部下であります。
現在は私も丁稚社員でありますので、役職があった過去など遠い昔の話ではありますが、呼ばれるとついつい体が反応してしまうのは、なぜでしょうか。
彼も、現在は別の業界で頑張っている様子。
ちょうど、営業先に訪問するとのことで、軽く言葉を交わして、今度一杯飲む約束だけして別れました。新卒だった彼とは、半年ほどの付き合いでしたが、気軽に声をかけてくれる関係でいることに感謝です。
それにしても、当時の私は鬼のようでしたので、振り返れば、丸くなったものです。
今ではK村君相手に、不良学生と熱血教師のような毎日です。
「なんで、今日仕入れしてへんのやー!」
「忘れてました。」
「そうか。・・・で、済むかー!」
結局、どんな仕事も、まじめにコツコツする人しか、認められないのです。
それを伝えたいのに伝わらない。片思いみたいなものです。
彼に言える事は、「頼むでほんまに。」
結局は今日もどこかで建ち続けるのです。 |
とは言っても、不動産投資の世界は、実際のところ、タイミングが全てであります。
本日付で、某外資銀行の融資基準に亀裂が入りそうとのこと。某地銀Sのように、新築融資に移行するようです。
始まった当初は、旧耐震物件にも35年融資、つい先日だと、30年、25年と期間短縮が有り、ついには金利大幅値上げか、融資額調整か。
区分投資の間口は狭まる一方ですね。
某老舗O銀行の担当の方にも聞いたら、新築デベ担当の部署は、金融機関の新規参入競合でヒィヒィ言っているとのこと。
新築投資マンションの勢いは今後、増していくでしょう。荒れる不動産業界でした。
●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好
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