不労所得への招待状~プロに学ぶアッと驚く不動産投資 コンサルティングデスク通信
2013年 9月 26日(第701号)より
連載
「不動産投資の歩き方」
第9回 東京投資マンション口上
先日、都内を車で移動していましたら、なんとトレーラーを改造した街宣車が2台!
目の前に突然現れた大きな車にびっくり!
そして、街宣の内容をみて二度びっくりしました!
なんと、アルバイトの求人雑誌の宣伝ではありませんか!
それもそのはず、実は、東京では、求人が余っているのです。
6月発表の有効求人倍率は東京都で、「1.32倍」。これはハローワークだけでの倍率ですから、民間で取り扱う求人広告を含めると余裕があります。
少子高齢化といえど、まだまだ都内の単身者向けワンルームの賃貸需要は止まらない見込みがあります。
そして、都内の投資用不動産を扱う業者の「求人」も、日を追うごとに増えています!
さらに都内を移動中、度々、投資マンション・デベロッパーの建築現場を見かけるようにもなりました!
将来不安や株価急変動を学び、証券から比較的安定の見込める不動産へポートフォリオを移す個人投資家の参入に、マーケットはまだまだ拡大しております!
とにかく、営業手法もあの手この手のオン・パレード!
伝統の電話営業で北の北海道、南は沖縄、果ては離島まで!
都心のど真ん中、新橋の駅前でも、ポロシャツで偽装した初々しい営業社員が、住まいに関するアンケートと称して、笑顔で近づく。
美人で若いお姉ちゃんに、娘の面影がちらつき気を許せば増税、老後の話から投資マンションのパンフにすり替わる。
税金高いと煽られて、確定申告、返ってきた所得税は、ほんの束の間、スズメの涙。
いつかの新婚当時の初々しさと同じ儚さ、夢模様。後悔ひとしお。
文句のひとつも言おうと連絡するも泣き寝入り。保険のひとつと自分に言い聞かせ。
家賃が下がる不安と背中合わせの毎日に、売ってスッキリしましょうとの甘い声。それで楽になるならと、その気になったとたんに、数百万の赤字損。
今の我慢と先の後悔どっちをとるかと自問自答。
そして、手離れした時には定年目前。残念愕然。
結局、当てにならないのは不動産もお父さんも同じねと、嫌みの小言を堪え忍び、ネットで見つけた中古マンション投資セミナー、のぞいて見れば、割安だから安心ねと社長さんが太鼓判。
融資使えど、すぐ返済、根拠はなくとも、納得感。
ひとまず3つ下さいな。あとは野となれ山となれ。
困ったときにはシーエフネッツに相談だ。
●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好
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