東京都内、港区、文京区の一等地の土地の扱いについての話がありました。
不動産コンサル会社に来る相続の相談内容、想像つきますか?
「相続税の額?」
そうですね。それもあります。
でも、それは税理士でも相談に乗ってくださいます。
「親の持っている不動産の相続税対策が必要だが、なかなか親子で話が進まない。」
という内容が多いのです。
資産の価値も、相続税の税制も年々変化します。
資産と思って保有していた物が、相続が発生したときには多額の税金となり、その支払いが困難になる。
相続人にとっては、資産が負債になることもあるのです。
私なりに、想像してみると、それを被相続人が理解できたとしても、自分であれこれ対策に動くには、腰が重い。月日だけが流れる。高齢になればなるほど時間の流れは早いそうです。
かといって、子に世話を焼かれるのも、釈然としない。そんなうちに話が頓挫しがちになるのではないでしょうか。
また、親子関係、義理の親子関係という事もありますし、人の数ほどそれぞれの関係があり、ドラマがあります。
さらに、相続人も一人ではありませんから、親兄弟間の人間関係の問題も珍しくありません。
なので、相談を受ける側としては、そういった背景も理解したうえで、ヒアリングを行い、八方良しの選択肢を提案することが求められるのだと思います。
共有所有になって揉めないのか。
売却して、現金を分けるのか。
賃貸物件に建て替えて、賃料を分けるのか。
それなら、法人所有に切り換えるべきか。
などなど。
まとまらない提案を返したまま、時が解決するのを待っていると、本当に相続が始まってしまいますから、それも大変な事です。
「幅広い知識を持ち、思慮深く、義理人情に厚い」
それが、相続コンサルを扱う上での人材要件でしょうか。
ところで、この一週間、営業に精を出したところ、2.1億分の買付を頂きました。
これからそれを売主側と折衝して、売渡までまとめないといけないところに、会社がお盆休暇に入りました!
指値も、がっつり入っております。
本腰の交渉が必要です。
クライアントへの貢献か(義理)
自分自身への労りか(人情)
人生も仕事も選択の連続です!!
ひとまず、洗濯してから考えます!
・・・投票ください!
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●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好
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