2014年8月12日火曜日

六本木の土地と相続コンサル

さて、8月は、普段より相続の相談を多く頂いております。

東京都内、港区、文京区の一等地の土地の扱いについての話がありました。

不動産コンサル会社に来る相続の相談内容、想像つきますか?

「相続税の額?」

そうですね。それもあります。
でも、それは税理士でも相談に乗ってくださいます。

「親の持っている不動産の相続税対策が必要だが、なかなか親子で話が進まない。」

という内容が多いのです。

六本木アドレスにもこんな土地があります。


資産の価値も、相続税の税制も年々変化します。

資産と思って保有していた物が、相続が発生したときには多額の税金となり、その支払いが困難になる。
相続人にとっては、資産が負債になることもあるのです。

私なりに、想像してみると、それを被相続人が理解できたとしても、自分であれこれ対策に動くには、腰が重い。月日だけが流れる。高齢になればなるほど時間の流れは早いそうです。
かといって、子に世話を焼かれるのも、釈然としない。そんなうちに話が頓挫しがちになるのではないでしょうか。

また、親子関係、義理の親子関係という事もありますし、人の数ほどそれぞれの関係があり、ドラマがあります。

さらに、相続人も一人ではありませんから、親兄弟間の人間関係の問題も珍しくありません。

なので、相談を受ける側としては、そういった背景も理解したうえで、ヒアリングを行い、八方良しの選択肢を提案することが求められるのだと思います。

共有所有になって揉めないのか。

売却して、現金を分けるのか。

賃貸物件に建て替えて、賃料を分けるのか。

それなら、法人所有に切り換えるべきか。

などなど。

まとまらない提案を返したまま、時が解決するのを待っていると、本当に相続が始まってしまいますから、それも大変な事です。

「幅広い知識を持ち、思慮深く、義理人情に厚い」

それが、相続コンサルを扱う上での人材要件でしょうか。

ところで、この一週間、営業に精を出したところ、2.1億分の買付を頂きました。

これからそれを売主側と折衝して、売渡までまとめないといけないところに、会社がお盆休暇に入りました!

指値も、がっつり入っております。
本腰の交渉が必要です。

クライアントへの貢献か(義理)
自分自身への労りか(人情)

人生も仕事も選択の連続です!!

ひとまず、洗濯してから考えます!

・・・投票ください!


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●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好 
※本ブログは、私の体験を元にしたフィクションです。
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