そもそも、自分が良いと思って、売買を仲介しても、シミュレーションの想定範囲で数字がついてこなければ本末転倒です。
賃貸にしても、建物にしても維持するために異常な手間やコストがかかるのであれば、誰も幸せにはなりません。
その後の展開がどうしても気になるところです。
しかし、不動産の魔力はそれだけでは、納まらず難点が多い物件ほど惹きつけられる魅力があります。
先日も、プロパティ事業部のマネージャーに用があり銀座のオフィス内を探していると、管理の相談を受けた物件を見にエリア担当者に同行しているとのことでした。
どんな物件?と訪ねると。
「幽霊が出るらしいです。」
幽霊!?
思わず胸が熱くなります!!
み、見に行きたい!
と、そんな感じです。
後で、担当に直接聞いたら、幽霊が出るんちゃうかというくらい廃墟的に汚い物件とのことでした。
また、ある時、土地の情報が私の元に入ってきました。
どうも、自宅を新築中に、建築現場で施主のご夫婦が、心中され不良債権化した物件とのことでした。
色んな事があるんですね、、、。
場所は都内でも、なかなか良い所でしたので、買い取ってくれる業者を探して欲しいとのこと。
そんな依頼も舞い込んできます。
私も、その地元に強いデベロッパーさんに打診してみました。
「あ〜そうですか。別にいいですよ〜。弊社の役員が食いつけば、そういう案件もやりますよ。」
と、初診は悪い反応ではありません。
もしかして、話になるかもと淡い期待を芽生えさせた私に、デベの担当者さんから一言。
「でも、こういう土地って、やっぱり何かあるんですよねー。大工さんが大怪我したり、住み始めたご家族がそろって不幸にあったりー。」
・・・・。
私、それを聞いて、「そうなんですか、ハハハ。」としか反応できませんでした。
すると、片方の肩が急に重たくなったんです。背筋にも寒気が、、、。
肩に、丁度、大人ほどの手が乗っている感触が、同時に走ります。
私も思わず、緊張して冷や汗が、吹き出しました!
・・・・。
「渡辺さん、この後、大丈夫?」
と、PM事業部のI十嵐さんが、背中越しに私の肩を叩いていました、、、。
今、ゾッとしたアナタ。
残暑お見舞い申し上げます。
お許し下さい、演出です。
しかし、現場の事故は本当にあるそうです。
いや〜、信じがたいですけど、、、
怨念ておんねんな〜。
と、私のつたない関西弁にて締めさせて頂きます。
お後がよろしいようで〜。
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●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好
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