「わたなべ日報」と題打っておいて、日報になっていないのですから、タイトル変更も考えないといけません。
「わたなべ ほぼ日報」が第一案です。
さて、私、不動産コンサルタント会社で、CPM(不動産経営管理士)資格者の看板で業務に当たらせて頂いております。
主な売上は、売買が元になるのですが、自社開発物件を持っていませんので、あくまで他者所有の物件を仲介させて頂く取引が私の日課です。
私の不動産キャリアのスタートは、デベロッパーの営業職でしたので、自社開発物件の販売が業務でした。
それを経て、現職で仲介業務に未知との遭遇をしたわけですが、宅建資格の知識で聞きかじっていたものの、実際にやるとなると、色々とカルチャーショックが強かったのであります。
とにかく、常に不安がつきまといます。
私、心配症です。
買主さんの意思が固まっていても、売主の売渡しの意思が固まったと自分で確信できるのが、長いと1~2週間かかるのです。
自社の物件だと、買主さんのフォローをすれば、在庫の有無の確認だけで話が進みます。
それが、せめて売買契約の締結まで確認できないと、途中で手のひらを返される可能性はいつ何時も否めません。
さらに、売主さんと直接コンタクトがとれるならまだしも、売主側にも媒介業者がいれば、この業者さんの気持ちひとつでも取引が壊れる可能性があります。
先日も、こんな事がありました。
売主は、不動産業者に、専任媒介で、別の不動産業者。
買主は、サラリーマン大家さん(個人)の方に、媒介で私(不動産業者)
珍しい、不動産業者三重奏の取引です。
さらに、先方からの提案。
「重説(重要事項説明)は、現地にて立会で行いますから。」
・・・・!?
実際こういう機会も珍しく、、、、ちょととまどいましたが、丁寧にやって貰う分にはありがたいので、クライアント交えて現地で待ち合わせしました。
その日は、雲一つ無い炎天下の週末でした。
今回の物件は、5階建てのRCマンション。屋上へ案内されます。
「あっ、ここが日陰で涼しいので、ここで重説を読み上げます。」
・・・・!?(こ、ここ屋上!!)
私、大概の事は平気なのですが、高所恐怖症です。。。
屋上に長時間いるとなると、拷問です。
説明の内容もろくに頭に入ってきませんでしたが、、、ある説明で我に返りました。
「ここに、マセラッティ(maserati)が入りますから。」
・・・・!?
私、条件反射的に、「マセラッティが入るって、マジラッティ?」と言いそうになりそうでしたが、場の空気を読んで堪えました。空気を壊して契約まで壊れたらシャレになりません。
不動産会社の社員が、外車の話で、契約を壊す、加害者になる。
外車だけに、壊れるときに、ガィシャッーと音が鳴りそうです。
ブログの中だけでも好きにさせてください、、、。
ちなみに、このマンション、屋上に看板が設置されており、その広告主がマセラッティに決まったとのことでした。
屋上活用!うらやましです!
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●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好
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