不労所得への招待状~プロに学ぶアッと驚く不動産投資 コンサルティングデスク通信
2013年 10月 17日(第707号)より
連載
「不動産投資の歩き方」
第12回 不動産投資は誰を中心に回っている?
さて、以前に相談に来られた方の話。
これから不動産投資を始める方で、都心5区に絞った区分投資を希望されているとのこと。
利回りは多少低くてもリスクの少ない投資をしたいとのことでした。
ひとまずは、融資を使って物件を複数購入し、給与所得からの生活余剰金を繰り上げ返済に回す。
ローレバレッジ、ローリスクなプランを考えていらっしゃいました。
不動産コンサルタントは、まず投資家の目標に対し、何が必要かを考えるスタンスですから、既にお持ちのプランがあれば、私のすることは、物件と融資のコーディネートということで、融資の事前相談シートを渡して、返送下さいとコンサルティングは終了。
後日、水面下で仕入れた物件をご紹介致しました。すると、返ってきた返答は、物件の戸数が少ないことや、価格が高く、利回りが低いことを指摘されました。
ふむふむ。なるほどと思った次第でありますが、そもそも、都心5区でメジャーな立地になるほど、用地も狭くなり戸数は減し、価格の相場自体が高いので、何を持って安いか高いかは成約の事例から求める市場価格しかありません。
だからといって、無理強いしても仕方ありませんので、「それでは、改めて」と、気長に待つつもりでおりましたら、運良く市場でも出回ることの少ない水面下の物件情報をたまたま入手。しかも港区の再開発地区の目の前で、築10年弱、戸数も50戸超。
珍しいことこの上ない場所と物件条件です。価格も市場値より、うん十万安い売り出しです。
これなら、文句はないだろうと、早速ご提案。
さすがに、この物件には、心動かされた様で、買付を入れたいとのお返事。
しかし、入ってきた買付には、ガッツリと指値が入っています。これじゃ、業者が買うよという値段。。。
こういう場合の対応には時間だけとられて話がまとまらないことを不動産屋は経験で知っております。
道の先は、ゴ-ルなのか行き止まりなのかということでしょうか。 |
それから、しばらくして一報が入り、「やはり、ワンルームへの投資は銀行も弱気なので、40㎡以上の区分への投資に変更します。紹介下さい。」とのこと。
そりゃそうだ。銀行も、個人の窓口と業者の窓口も違うわけで、融資に対しても善処してくれるのは取引実績があるからであります。
業者を「利用」した不動産投資も、なかなかうまくいかないものです。
お心当たりありませんか。
●わたなべ日報● 発行人:渡辺章好
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